ジャッキー世代!
スポンサーサイト
-------- -- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
別窓 | スポンサー広告 | top↑
君さえいれば 金枝玉葉
2009-06-30 Tue 09:18
金枝玉葉
製作年度:1994
公司:電影人
原題:金枝玉葉/HE'S A WOMAN, SHE'S A MAN
監督:ピーター・チャン
出演者:レスリー・チャン、アニタ・ユン、カリーナ・ラウ、エリック・ツァン、陳小春、ジェリー・ラム、ローレンス・チェン、ロー・ガーイン、張同祖、ジェイコブ・チャン
一言:その日、1995年9月26日火曜日。その日は忘れられない一日となった。"妖精伝説"と銘打たれた東京ファンタのアニタ・ユン特集上映で『0061』『暴風眼』を連続鑑賞し、その余韻醒めやらぬまま、香港映画ファンの群れはパンテオンから渋谷駅を越えて文化村オーチャードホールへ移動した。それはその日のメインディッシュたる『金枝玉葉』をその眼にせんがためであった。当時の私には香港映画関係の知り合いは皆無で、映画祭にも行き慣れてはいなかった。また事前に前売り券を購入して映画祭に臨むということもなかった。そしてこの時も当然のように、当日券を求める列に並んだ。この日の上映には、監督のピーター・チャン、そしてアニタ、カリーナに加え、当時から一部で絶大な人気を誇ったレスリーの舞台挨拶が予定されており、開場まではまだまだ間があるという時間帯から、早くも劇場周辺は騒然としていた。
前年香港で公開されたこの映画は、地元映画離れが深刻に叫ばれていた現地で大ヒットを記録。それと同時に、現地で一足早く鑑賞した香港映画ファンの間でも、その作品のあまりの素晴らしさに大評判となっていた。またそれを伝え聞いた日本の香港映画ファンの間でも話題となり、公開が待望されていたのだった。しかしながら、前述したように当時まだまだライトな香港映画ファンであった私は、そのような情報を知るべくもなく、この映画のこともほとんど知らなかった。同じくレスリー、アニタのコンビによるその年の旧正月映画『金玉満堂』と混同し、料理を題材にしたコメディ?と思っていたくらいに・・・
長蛇の列に並び延々と待ち続けた後、ようやく列が動き始めた。そのあまりの混雑振りに限りある当日券の残り枚数が気になり始めたものの、そこまでこの映画に思い入れのなかったその時の私は、まぁ売り切れならそれでも仕方ないか・・・くらいの心持ちだった。しかし幸運にも、ほとんどギリギリでチケットを入手出来会場の中へ。その後映画祭の度に通うことになったオーチャードホールに入るのもこの時が初めてだった。それまで映画を観てきたどんな会場とも較べられないその会場の豪華さ、スケールにまず面食らった。エントラスを経てようやく劇場に入るも、見渡す限り既に座席は埋め尽くされ、ようやく隅の方に一つ空いている席を見付けたものの、その席からはスクリーンを寸断する位置にある柱が気になること甚だしかった。そんな中遂に開演時刻となり、レスリー、アニタ、カリーナ他、政府筋関係の挨拶も終了し、場内が暗転した。私はやはり例の柱が気になり、意を決して会場の最後方を目指した。立ち見で観ることを決めての行動だったが、結果的にはこれが良かった。遮るものなくスクリーンに集中出来たのと同時に、映画と一体となり一喜一憂する満場の観客の反応も垣間見られたのだから。
そして始まった映画。事前情報もなく、大して期待もしていなかった映画。当時"れんれん"はお気に入りになりかけていたけど、レスリーもカリーナもどちらかと言えば好きではなかった。それなのに・・・オープニングからエンディングまで、とにかく最高だった。ストーリー、キャラクター、音楽、テンポ・・・スクリーンに映し出されたその全てが素晴らしかった。それに加え、会場と映画との一体感はさらに気持ちを盛り上げた。かつて感じたことのない、幸せな映画体験だった。この時から既に15年近く経とうとしているが、これを越える映画体験はない。そして恐らくもう二度と、この時のような想いにかられることはないのではないだろうか・・・ 興奮し身体中が打ち震えた。映画を観て、こんな幸福感に包まれることがあるとは。この映画は、私の生涯でも最も想い入れ深い映画であり、今後もそうあり続けることだろう。
年末一般公開された際には自ら何度も映画館に通ったし、精一杯周りに布教もした。この映画がヒットして欲しい、一人でも多くの人にこの映画の素晴らしさを知って欲しいと心底願った。そして拡大公開されない不条理を嘆いた・・・ こんな風に強く思った映画は後にも先にもこの映画だけだ。単に映画体験というに留まらない、いまだ色褪せない本当に大切な思い出だ。
この映画の国内版権切れが迫った2003年6月、キネカ大森での最終上映にも駆け付け、この時限定のパンフも持っている。とにかくこれ以上ない想い入れの一作。
スポンサーサイト
別窓 | 香港電影 1994 | コメント:0 | トラックバック:0 | top↑
<<マジック・タッチ | 東方不敗在電影江湖 | 暴風眼(ワンダーレディ/アニタ・ユンの超級大作戦)>>
この記事のコメント
top↑
コメントの投稿
 

管理者だけに閲覧
 

この記事のトラックバック
top↑
| 東方不敗在電影江湖 |
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。