ジャッキー世代!
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0061 北京より愛をこめて!?
2009-05-27 Wed 01:04
国産007
製作年度:1994
公司:永盛
原題:國產凌凌漆/FROM BEIJING WITH LOVE
監督:リー・リクチ=チャウ・シンチー
出演者:チャウ・シンチー、アニタ・ユン、チャン・ポーリン、羅家英、黄錦江、ユー・ロングァン、黄一飛、李健仁、リー・リクチ
一言:1995年秋、それは自分の中での香港映画熱が最高潮に達しつつある時節だった。そしてこの映画は、丁度そんな時期に観た映画だ。当時チャウ・シンチーの日本での知名度は著しく低く、個人的にもシンチーの映画は、わずかにビデオ化されていた『ゴッド・ギャンブラー2(賭侠)』『ゴッド・ギャンブラー3(賭聖)』の2本を観ていたに過ぎなかった。ただそれらの監督であるバリー・ウォン(王晶)が、そして"賭神系列"があまり好きではなかったこともあって、正直言ってあまり評価出来ない二作だった。しかしながら、噂に伝え聞くヒットメーカー"周星馳(チャウ・シンチー)"の名、あのジャッキーやチョウ・ユンファが全く太刀打ち出来ないという香港での圧倒的興行力、そして"無厘頭(もうれいとう)"という聞きなれないキャッチフレーズ、それら僅かばかりの情報で、チャウ・シンチーは依然として私の中で非常に気になる存在だった。そして香港でヒットチャートの上位を独占していたシンチーの主演作鑑賞を渇望した。そんな折、その年の"東京ファンタ"で、シンチーの新作であった本作の上映がかなったのだった。しかしその上映は、当時絶好調だった"ゆんれんれん"ことアニタ・ユンの特集上映の一本という扱いだった。真偽のほどは確かでないものの、この時の上映に合わせてシンチー側から映画祭参加の申し出があったにも関わらず主催者側がこれを断った、という風説があった程に、当時シンチーの日本での立場はその程度のものだった。それはそれから7年後、『少林サッカー(少林足球)』が公開されるまで変わることはなかった・・・ そんな状況下で上映となった本作だったが、95年当時香港でのシンチー人気には陰りが見え、この『0061(國產凌凌漆)』も、公開された94年の興行レースで、シンチーブレイク後は負けていなかったジャッキー、ユンファの後塵を拝する結果となっていた。また既にシンチー作品を複数鑑賞していた強者ファンに言わせると、全盛期と言われる頃の作品と較べれば、いささかパワーが落ちたと感じられる一作との評判だった。ただ個人的には、まだほとんどシンチー作品を観たこともなく、また初めて劇場で観るシンチー映画だったこともあり、過度の期待も先入観もない状態での鑑賞だった。そして、それは素晴らしい映画体験となった。この映画を初めて観たこの時から今に到るまで、チャウ・シンチーのファンとなったのだ。
その原題といい、モロ"007"なオープニングといい、そこからして完全にハマっちゃったよ。同時代にヒットしていた香港映画からのパクリシーンも、シンチーのキャラクターやその台詞も、シンチーが仕掛けた笑いのツボがことごとくヒットした。アクション、ギャグのバランスは絶妙で、テンポもすこぶる快調。この上映時にはメインであったはずのアニタ・ユンは正直いま一つ本領発揮とは思えなかったもののそれでも十二分に魅力的で、特にあの『つきせぬ想い(新不了情)』のパロディシーンは笑ったなぁ~ さらには羅家英が演じる中国公安のアホアホな発明家"ダ・マンサイ"の強烈なキャラクターと、彼が発明したどれも役立たずながらインパクト満点の"スパイ道具"(マンサイ式懐中電灯の素晴らしさよ!)。"おっぱいスパイ"チャン・ポーリンはそのセキシーさでシンチーを惑わし、個人的にもすっかりお気に入りになったものだ・・・
シンチーはジャッキーと違って、下らないシモネタをキチンと演じてちゃんと笑いをとってくれて素晴らし過ぎ!そんな大真面目にバカやるシンチーの演技に、必死に笑いこらえ演技を続けるも我慢出来ずに吹き出しちゃう我らが"れんれん"がかわい過ぎるエンドクレジットのアウトテイクに到るまで、正に見所マンサイ。映画にあまり似つかわしくない残酷なシーンがあることが唯一チョット気に入らないけど、ホントこの映画大好きだ!
そんなこんなで、あまたあるシンチー映画の中でも自分の中では最上位にランクされる一作で、私としては珍しくDVDも購入し、これまた珍しいことに今でもたまに見返すほど。シンチーは後々までコレの続編を考えていたようだし、姉妹作とも言える『008 皇帝ミッション(大内密探零零發)』なんてのも実際作ってるし、後年の『少林サッカー』ではこの映画のキメポーズを再現してみせてくれたりもして、何となく本作への愛着が感じられる。
この時、待望のシンチー新作上映に日本全国からはるばる渋谷パンテオンに終結した"分かってる"観客と鑑賞出来た"國產凌凌漆"の印象は今でも変わることなく素晴らしく、本当に幸せな映画体験となった。
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